風邪症状に対する鍼灸治療症例/中目黒ナンバーワン鍼灸院

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風邪症状に対する鍼灸治療症例

風邪の症状で当院にご来院された30代女性の方の鍼灸治療症例です。 2日前の夜仕事から帰った後悪寒がし、それから徐々にのどの痛みと鼻水、咳、発熱、関節の痛みの症状が現れてきた。初日は38,4℃の発熱。普段の平熱は35.8~36,3℃位。翌日病院を受診し、処方された薬を飲み安静にしていたが、現在37,3℃の発熱がある。最近は仕事が忙しく十分に睡眠をとれていなかったり、疲れが蓄積していたことや職場で風邪が流行しており、それに感染した可能性も考えられるとのこと。 症状は鼻水と喉の痛み、咳と体の倦怠感があり、3日後から仕事に復帰予定なため、それまでになんとか出社できる状態にしたい。 当院での治療 自律神経測定器の結果交感神経、副交感神経ともに低下しており、身体の免疫機能が低下している状態と考えられましたので、まずは自律神経調整、内臓機能調整のツボに刺激を与え免疫力や自然治癒力を高める施術を行いました。また、東洋医学的観点から風邪は首や背中、うなじ辺りから体内に侵入すると考えられているため、首肩や背部のツボに鍼やお灸で刺激を与え、腰部や下肢は遠赤外線やお灸で温め、冷えを除き全身の血行や新陳代謝を促進させる作用を促しました。さらに仰向けで鼻、喉周囲のツボや呼吸器系に関連するツボと自律神経系の調整のツボを用いて施術を行いました。 1回目 施術後自宅にて熱を測った際は37,0℃と少し熱が下がった。来院前より咳が楽になり、鼻の通りも一時的に改善したが、夜にまた鼻の通りが悪くなった。一晩寝たら翌朝はさらに36.7℃に熱が下がった。しかし、のどの痛み、咳、鼻水、倦怠感は前回ほどではないが症状がある。 2回目 施術後、身体が温まり眠くなったので帰宅後すぐに寝てしまった。今朝起きたら倦怠感が抜けており熱も36,4℃と下がっていた。初回に比べ喉の痛みもだいぶ楽に感じる。鼻水は、サラサラしたものが多少出るが通りが良くなったのでそこまで気にならない。咳も就寝時や明け方は少し症状有るが、初回来院時に比べれば半減以下になったと感じる。

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