蓄膿症(慢性副鼻腔炎)は鼻腔の周りにある副鼻腔にウィルスや細菌が入り込み、粘膜が炎症起おこします。それが長引いてしまう粘膜の膿を排出する機能が低下し、粘膜が腫れ上がってしまいます。そうすると益々膿が排出されないので腫れもひどくなります。それが蓄膿症です。
蓄膿症は免疫力と大きな関係があり、免疫力が低下すると発症または悪化してしまいます。免疫力が低いままだと炎症が粘膜の腫れを繰り返し、なかなか完治することができません。
免疫力は副交感神経が働くことで活発になります。鍼灸治療で使用する経穴には副交感神経を働かせるものがあります。そこを刺激することによって副交感神経を働かせ、免疫力を活性化していきます。
また、鍼やお灸は炎症を抑える作用があります。鼻周りの経穴に直接鍼やお灸をすることによって炎症を抑える事で鼻水、鼻づまり、後鼻漏を軽減していきます。